私は40歳でのFIREを計画しています。
40歳での退職となると、ほぼ間違いなく片道切符。
つまり、一度会社を辞めたら、再就職はほとんど不可能と言ってよいと思っています。
「セミリタイア生活に突入して、もし失敗してしまったらどうしよう…?」
という不安はやっぱり感じます。
そこで、今回はFIREに失敗してしまったパターンについて調べてみました。
事前にどんな失敗パターンがあるかがわかっていれば、対策が立てられるかもしれませんので…。
それでは、見てみましょう。
パターン① FIRE後の資産運用に失敗して資産が尽きてしまう
一番あり得そうなパターンです。
一般的に、FIREでは資産運用の運用益を生活費に充てるケースが多いです。
よっぽど資産が多ければ、全く資産運用をせずに資産を取り崩して生活していくこともできるかもしれませんが、多くの人にとっては難しいでしょう。
通常は資産運用をすることになりますが、もし失敗して資産が尽きてしまうと、FIRE生活は強制終了させられてしまいます。
参考 : FIREの3つの失敗事例から学ぶ、成功の秘訣とは? 目的がないと失敗します - 老後資金2,000万円貯める方法を考えるブログ
参考の記事では、FIRE後の資産運用(おそらく株の信用取引やFX)でリスクを取り過ぎたために、資産が底をついてしまった例が紹介されています。
この失敗パターンへの対策としては、リスクを抑えた運用をする、ということになると思います。
一般的にFIREでは、
のどちらかで生活費を得るケースが多いと思います。
どちらにしても、信用取引やFXに比べるとリスクを抑えた資産運用であり、このような資産運用方法を取れば、資産が尽きてしまう可能性を小さくすることができるはずです。
私自身も、配当金投資による配当収入をFIRE後のメインの収入としていきたいと思っており、VYM, HDV, SPYDといった米国高配当株ETFを買い進めています。
パターン② 孤独を感じて精神的に病んでしまう
FIREの達成は独身に有利であると言われていますが、仕事を辞めてしまうことによって、家族が居ないにも関わらず、ますます人との関わりを持つ機会が減ってしまいます。
これによって孤独感を感じてしまい、精神的に不安定になってしまうこともあるようです。
対策としては、何らかのコミュニティに属することが必要になってくると思います。
地域のコミュニティ、もしくはネット上のコミュニティであっても良いでしょう。
私も、ネット上での趣味のコミュニティには、できるだけたくさん所属しておくつもりです。
また、地域のボランティアなんかにも参加できたら…と思います。
パターン③ やることが無くなり、何のために生きているのかわからなくなる
会社では、何もしなくても上から指示が降ってきますので、このような悩みを抱えることはあまりないのかもしれませんが、FIRE後は自由な生活であるが故に、このような悩みを抱えてしまうこともあるのでしょう。
私のように、会社員生活についていけなくなってしまい、逃げ出したい、というのがFIREしたい理由で、自由を手に入れて何かをしたい、という積極的なモチベーションが無い場合は、ぜひリタイアする前に、自分が本当にやりたいことは何なのかを考えておいた方が良いと思います。
私自身も、リタイア後に何をして良いのかわからず、ダラダラとゲームや映画を見る廃人のような生活になってしまうのでは…、と、不安を感じています。
(大学生の頃には、そのような生活を送ってしまっていましたので・・)
会社では、何をやるのか自分で決めることは無いため、ある意味楽ですが、自分が人生において本当にやるべきことは何なのか?を考えておくことは、たとえFIREしないとしても、ぜひやっておくべきではないかと思っています。
まとめ
FIREに失敗するパターンには次の3つがある。
パターン① FIRE後の資産運用に失敗して資産が尽きてしまう
パターン② 孤独を感じて精神的に病んでしまう
パターン③ やることが無くなり、何のために生きているのかわからなくなる
対策として、
- 資産運用におけるリスクを抑える(インデックス投資、配当金投資)
- 地域やネット上のコミュニティに属する
- リタイアする前に、自分が本当にやりたいことを考えておく