サラリーマン生活からの脱出 40歳セミリタイアを目指して

40歳でのセミリタイアを目指しています。セミリタイア関連情報(収入、支出、投資etc)について綴っています

MENU

世間のFIRE批判の声に自分が思うこと

(最終更新日: 2022年5月3日)

 

日本でもFIREという考え方が徐々に浸透するにつれて、FIREに対する批判の声も耳にするようになりました。

 

※ FIRE … Financial Independence, Retire Early の略語。経済的に自立した状態を確立して、会社を早期に退職して自由な生き方を送るライフスタイルのこと。

 

そこで、この記事では、FIREに対してどのような批判の声が寄せられているのかを知ると共に、私のようにFIREを目指す人間は、その批判をどう受け止めたら良いかについてまとめてみました。

 

こうしたFIRE批判の声に惑わされることなく、FIRE達成までの道のりを着実に歩んでいけたら、と思います。

 

 

FIREが浸透するにつれて、批判の声も

今や日本でも多くのFIRE関連本が出版され、世間にもFIREという考え方が徐々に浸透してきています。

 

特に、20~30代といった比較的若い世代の間では、FIREは比較的支持を集めていると聞いています。

 

しかしながら、FIREに対しては批判の声も少なくありません

 

著名人のFIREに対する批判の声

著名人の中にも、FIREに対して批判的な考えを表明している方々がいらっしゃいます。

 

藤忍さんのFIRE批判

東京大学経済学部を卒業後、マネックス証券クレディ・スイス証券などを経て、現在は実業家をされている内藤忍さんという方は、自身の公式ブログの中で、「若者よ!やっぱり「FIRE」はやめなさい!」というタイトルでFIREに批判的な記事を書かれています。

 

参考: 若者よ!やっぱり「FIRE」はやめなさい!

 

その記事によれば、内藤さんはFI(Financial Independence)、経済的に自立した状態を獲得することは賛成するものの、RE(Retire Early)、会社を早期に退職することについては反対の立場だといいます。

 

会社を早期に退職してしまうと、その時点で仕事のスキルが磨かれなくなってしまい、稼ぐ力を失ってしまうことを反対の理由として挙げられています。

 

FIREという生き方が成立するための条件として、株式市場が年平均4%以上で右肩上がりの成長を続ける必要があります。

 

しかし、将来必ずそのようになるかどうかは、誰にもわかりません。

 

もし会社を退職した後に、株式市場が右肩下がりを続けた場合、FIREの原資となる資産は早々に枯渇してしまうでしょう。

 

そのような事態が起こってしまったとしても、自分自身に稼ぐ力があれば、仕事をすることによって収入を得ることができますが、稼ぐ力を失ってしまっていた場合、生活水準を切り下げることでしか対応出来なくなってしまう、というのが内藤さんの主張です。

 

山崎元さんのFIRE批判

東京大学経済学部を卒業後、メリルリンチ証券や明治安田生命などを経て、現在は経済評論家として活躍されている山崎元さんも、人生100年時代」に「FIRE」したがる人の問題点」というタイトルで、FIREに批判的な記事を書かれています。

 

参考: 「人生100年時代」に「FIRE」したがる人の問題点 | 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

 

FIREを目指す若者が、資産を人的資本に投資せずに、金融資産として蓄積に励み、つましい生活をした結果、つまらなく小さい人間にまとまってしまうのではないか、と主張されています。

 

※人的資本 … 自身の持って生まれた能力と、訓練により身に付ける技能・知識を合わせたもの

 

不景気であってもたくましく生きていけるだけの力を養ってほしい、というのが山崎さんの考えなのだそうです。

 

藤忍さん、山崎元さんのFIRE批判に共通すること

藤忍さん、山崎元さんのFIRE批判は、いずれも稼ぐ力が失われてしまうという点で共通しているように思いました。

 

会社を早期退職してしまうことによって、稼ぐ力が失われてしまい、その結果、人間として小さくまとまってしまったり、不測の事態に対応しづらくなったりしてしまう。

 

その点を、内藤さん、山崎さん共に不安視されているようです。

 

その他にも、こんなFIRE批判の声が

「FIRE批判」で検索すると、その他にもいろいろなFIRE批判の声があることがわかります。

 

労働をしないことに対しての批判

同調圧力の強い日本という国では、30代、40代といった働きざかりの年齢なのに無職である、ということには世間からの厳しい目が向けられます。

 

総務省統計局が2021年に実施した労働力調査によると、2021年の完全失業率は2.8%。

 

  • 完全失業率… 15歳以上の働く意欲のある人(労働力人口)のうち、仕事を探しても仕事に就くことのできない人(完全失業者)の割合。

 

35~44歳の年齢層に着目してみると、就業者数は1320万人に対して、完全失業者は34万人。およそ2.5%と少数派です。

 

さらに、FIREを実現する人は、働きたくても働けないというのではなく、自ら進んで働かないことを選択するわけですので、「皆、大変な思いをして働いているのに、楽に生きるなんて許せない!」という声があるのは無理のないことなのでしょう。

 

税金を納めないことへの批判

警察やゴミの収集、図書館の利用といった公共サービスは、リタイア後もお世話になるものですが、生活費を切り詰めるリーンFIREの場合、ほとんど税金を納めることなく生活することができてしまいます。

 

年間収入が98万円(月換算8.1万円)以下の場合は、所得税も住民税も払う必要がありません。

 

税金を納めている人たちにタダ乗りしているのではないか?という考え方は確かにあるでしょう。

 

この点は、私自身も後ろめたさを感じているところです。

 

サービスを享受するのであれば、その対価は支払うべきですので…。

 

世間のFIRE批判の声に思うこと

ここまでのいくつかのFIRE批判の声を受けて自分が思うことは、全く働かずに生活するというのは難しいだろうな、ということです。

 

周りからどのように思われるかという点もありますし、自分自身の稼ぐ力が失われてしまうと、何かあったときに危険ですので…。

 

やはり、副業と組み合わせるサイドFIREが現実的なのだろうなと思います。

 

世間的に通りが良く、稼ぐ力を磨くことができる副業をリタイア後も続けていくのが無難だと感じています。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

FIREに限らず、どのような生き方を選ぶにしても、必ず批判の声というのはあるものだと思います。

 

批判の声も受け止めながら、着実にFIREを達成するまでの道のりを進んでいきたいですね。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 40代セミリタイア生活へ
にほんブログ村